モンスターハンターだったら同じなので、勝手に
モンスターバスターと命名します^^;
ちゅんちゅん
ん?朝か。スズメが五月蝿いな。
俺は「鈴木 一樹」(以降カズキ)。ありがちなごく普通の学生だ。ちなみに私立冥界高等学校
の2年生だ。
いつも着替えが面倒なので私服で寝ている。
ベットから起き上がり、トイレに向かう。
ガチャ。
・・・・・・・・・・ジャァァー。
カズキ「ふうー。眠」
そう言いつつ、学校に行く支度をしようとトイレからでる。
ガチャ。
しかし、そこは異世界だった。
ワイワイガヤガヤワイワィ・・・・・。
そこはごっついオッサンが7割を占める酒臭い、まさに酒場だった・・・。しかも、格好が普通で
はない。
カズキ「え?あの・・・いや、すいません、間違えました」
そこに居る全員がカズキに注目する中、それだけ言って、トイレに戻った。
しかし、そこはトイレの中ではなかった。
カズキ「え・・・?何がどうなってんの?」
大勢の人が行き交う街中だった。と、言ってもただの人ではない。酒場に居たオッサン共どうよ
うに武装した者も少なくはない。
とりあえずここはどこか聞いてみることにした。
カズキ「あの、ここ、どこですか?夢の中?」
通行人A「ん?ここはドンドルマの街だよ。知らずに来たのか?」
通行人Aはそう言い、去っていった。
それから聞き込みをしまくった結果、やっと状況が理解できた。
まず、何らかの理由で異世界へ来た。そして、ここは狩るか狩られるかの世界だということだ。
んで、酒場に居たのはハンターと言って、狩りのプロだということ。
カズキ「しかたない、金がなきゃ生きてけないし、ハンターとやらになるか」
んで、適当に階段を上ったら、巨人を発見した。周りに人も居る。しかし、全員寝ていた。
カズキ「お?これカッコいいな。せっかくだからもらっちゃおう」
そう言って、巨人の脇から巨大な刀を鞘ごと抜き取った。
カズキ「重っ!しかし持ち帰ったる」
こうしてカズキは<大長老の脇差>を入手した。
そしていろいろあってハンターとして登録した。
酒場で依頼を受けるらしいので酒場に行ったが、視線が気になり集中してクエストボードを拝
見できなかった。
カズキは一瞬で街の噂になった。
防具なしで大長老の脇差を持っているからしかたない。
気を取り直してもう一度集中しようとしたとき、
誰かA「そこの君。一度俺らと組んでみないか?暇だし」
振り返るとそこには”ガンナー”といわれる遠距離攻撃タイプのハンターと、ハンマーを持つ”剣
士”といわれる近距離攻撃タイプのハンターがいた。
ガンナーのほうは顔が8割隠れた適当な防具と、バトルシリーズで、ショットボウガン・蒼だっ
た。
剣士のほうは変なピアスと腰がクック、脚がランポスで、他は私服っぽい。武器はアイアンハン
マー。
カズキ「いいけど、名前は?」
誰かA「俺は”G Hunter”だ。よろしく」
誰かB「俺は”5R”。よろ」
カズキ「俺はカズキだ。よろしくな」
こうして新たなたびが始まった・・・!
5R「まず何のクエスト行く?」
カズキ「金が貯まるやつ」
カズキは即答した。
G Hunter「じゃあこのレウスレイア行こうか」
そう言ってから、あ、言い忘れてたけどと言って
G Hunter「俺のことはGとかガンって呼んでくれていい」
カズキ「なんで”ガン”?」
G「俺のGはガンって意味だ。つまりガンハンターってことだ」
カズキ「へー。で、本名は?」
G「さぁ」
5R「んなことよりサッサと行こうぜ」
そして、依頼の紙を引っ張りはがしてカウンターに持っていく。
ギルドの娘「ハァーイ!こちらのクエストでよろしいですか?」
G「ああ。・・・契約金だ」
そう行ってGは硬貨を取り出しカウンターに置いた。
娘は一瞬、0.4秒ほど目を向け金額を確認すると、少なくともカズキの目には見えない速さで硬
貨を取るとしまい、代わりに判子を出して依頼の紙に捺した。
娘「はいOKでーす!がんばってくださーい」
そして紙をGが取り、酒場の出口へと向かった。
そしてGは街の市場で弾丸を買って、カズキ達は外で待つ馬車へと乗り込んだ。
ガタガタガタガタ・・・。
まだ狩場には着かない。
ガタガタガタガタガタ・・・。
まだまだ着かない。
ガタガタガタガタガタガタ・・・。
ここでGが口を開いた。
G「そうだ。ギルドカードを交換してなかったな」
そう言って金に輝くプレートを出した。
G「受け取れ」
ピッっとカズキにプレートが飛んできてあわててキャッチ。
カズキ「何だ・・・これ?」
5R「ハンターの証明書でもあり、仲間の印でもある。ほれ俺のだ」
5Rも金に輝くプレートを投げてきて、これまたあわててキャッチ。
カズキ「あ、そうえば俺もハンター登録したときに無理矢理持たされたな・・・大量に」
荷物からとりあえず2枚出した。しかし、金色ではなかった。
カズキ「・・・なんで俺のただの紙?」
G「ギルドカードはHR(ハンターランク)、クエストクリア数、主な装備などが書かれている。ギル
ドカードの質の差はハンターとしての差ということだ」
5R「つまり、紙でできたギルドカードは初心者ってわけだw」
5Rはいやみに笑う。
カズキ「・・・。(こいつら実は強かったのか?)
はい、俺のカード」
2人に渡したと同時に、
馬車の主「おい兄ちゃん達!着いたぜ、”森と丘”に」
カズキ「ここが狩場か」
カズキがキャンプ止めのくいを打ちながら言った。
G「ああ、森と丘と呼ばれている。あと、もうくいはいい。ほら、お前の分だ」
Gは支給品が入った皮袋を投げて、あわててキャッチ。
5R「さて、行くか」
カズキ「お、おう。・・・これ不味くね?」
支給品の携帯食料を食いながら文句を言う。
5R「おいおい、大事な食料だ。んなこと言うなら俺にくれ」
G「さて、もう行くぞ」
そう言って進みだした。
エリア1にはアプトノスが居たが、無視し、エリア2に向かう。エリア2にはランポスがいた。
カズキ「な、なんだありゃぁ・・・。」
G「ん?普通のランポスだが」
カズキ「ここの生物って恐竜みたいなのが獲物なのか・・・?」
G「そうだが、知らなかったのか」
カズキ「うん、全然」
5R「じゃあどうやって大長老の脇差を手に入れた?それは大長老が優秀なハンターにしか渡
さないのによー」
カズキ「え・・・寝てたから、貰った」
・・・。
G「それは盗みと言うんじゃないか」
そう、それは盗み以外のなんでもない。
5R「まあ、いいじゃん。とっとと行こう」
そういってGと5Rの二人は敵に突っ込んでいく。
カズキ「お、おい!あぶな・・・・・。くなさそう、だな^^;」
そこにはランポス相手に”素手”で戦う2人が見えた。
カズキ「・・・てかなんで武器使わないの?」
戦闘終了後にたずねてみる。
G「ああ、<G Hunterの節約術>だ。弾丸がもったいない」
5R「メンドイから〜」
・・・。
この2人はまだよくわからない。いろいろと。
そして結局エリア4に来ていた。
ギャアアアアアアアアアァァァ!!
エリア4にはすさまじい泣き声が響いていた。
カズキ「・・・!!(レウスとレイアってこんな、こんな竜なのか!聞いてないぞ・・・!!」
そこには緑の竜と赤の竜が居た。
赤いほうが威嚇で火炎の球を吐き出した。
カズキ「なんて奴だ・・・。こんなのに勝てるわけないだろ、人間が・・・!!」
しかし、普通にGは銃を構え、ろくに狙いもつけず撃った。その弾丸はまるで違うところへ飛ん
で行き、岩にあたった。
どこに撃っているんだ、思った次の瞬間、跳弾して緑の竜にあたり、それがまた跳弾し、それ
が地面にあたりと跳弾を繰り返した。
グギャァ、ギャァアアッ!!
緑の竜は悲鳴を上げる。
G「とどめだ」
そういい、すくなくともカズキの目には見えない速さで弾を装填し、狙いもろくにつけず撃った。
それは悲鳴を上げる竜の上口のに刺さった。そして次の瞬間に爆発した!
緑の竜は顔から煙を上げながら倒れこんだ。
G「リオレイア撃破。あとはお前がやれよ、5R」
5R「ええ〜。カズキにやらせたら?」
G「馬鹿か。初心者にリオレウスをやらせるのは殺させに行くのと同じだ」
5R「はいはい。めんで〜〜」
そういいつつ少し前に出る。
赤い竜の口から火が漏れている。そして火を吹いた。
カズキ「お、おい!あぶねえ!!」
そして、5Rは炎球に直撃した。
ギャアアアアァッ!
レウスは勝ち誇ったように鳴き叫ぶ。
しかし!
5R「あっち〜なおい?あ、服燃えた」
なんと、そこには普通に5Rが居た。
レウスは次は突進してきた。
ガッ!
・・・。
カズキ「え・・・?」
5Rは普通に手でレウスの頭をつかみ、突進をとめていた。
そしてハンマーを片手で軽く持ち上げ顔に向かって振った。
レウスは頭が地面に半分以上めり込み、顔が悲惨になっていた。
5R「楽勝だったな」
G「ハンターはかわいそうとか思っていたらやっていけない。そういうもんだ」
カズキ「いや、その前にお前ら人間か?」
クエストが終了し、街に戻ったときにはカズキはさらに有名になっていた。
ハンターA「おい、あいつだ。私服に大長老の脇差。そしてあの2人。たしかに5RとG Hunterだ」
ハンターB「あの2人はあまり知り合い意外とは組まないらしいのにな・・。」
ハンターA「ってかあいつ、どうやって脇差をGETしたんだ・・・?」
・
・
・
そのころの大長老。
大長老「・・・わしあんなヒヨッコに刀譲ったっけ?」
大臣達一同「さぁ・・・?」
大長老「ま、ええか」
大臣達一同「いいんだ!?」
――後日――
カズキ「ふぁ〜。昨日は大変だったな・・・。狩りの後”ハンターの礼儀だ”とか言って無理矢理
酒飲まされたし。まあ、日本じゃないから飲んでもいいか。あ、そだ。今日なんか特訓やるとか いってたな。まあ、俺何もできなかったから当然か」
豚小屋のような部屋の汚いベットから起き上がり、まずトイレ。
カズキ「これで元の世界に戻るとか・・・。ま、こういう場合は戻れないパターンが多いな」
トイレ終了後、顔洗ってトイレから出たが、何も起こらなかった。
カズキ「やはりなっ」
刀を持ってすぐに酒場へ向かった。
G「遅い」
カズキ「悪い」
5R「行くぞ」
早速クエストへ出発。馬車に乗り込んだ。
しかし、カズキは異変にきずいた。
カズキ「あれ?何でGと5Rいないの・・・?そして誰ですかあんた等?」
馬車の中にはコンガシリーズと鉄刀を装備した剣士変な男とレザーシリーズにアイアンガンラ
ンス改を研いでいる男ハンターとゴッツイ体格の・・・と言っても装備でしっかり見えないが、頭 にピアス、他イーオスシリーズ+ロングホーンの剣士が居た。
コンガ装備の奴「おー、俺はGの頼みでお前に太刀の基本を教えに来た”ババコンガのツカ
サ”だ。よろ」
カズキ「よろ。で、G達は?」
ツカサ「あっちだろ」
馬車の外を指差す。そこには手を振るGと5Rが居た。
レザーシリーズの男「私は”ライル”。お前か、新人の癖に脇差持っていると言う奴は!ふふ
ん、おもしろい、私のライバルとして認めよう!」
カズキ「は・・・?」
ライル「このクエストで力の差を見せてやろうw」
カズキ「で、あんたは?」
ごっつそうな20〜30代男に聞く。
ごつそうな男「オレは”バル”だ。よろしくなっ」
カズキ「よろ。あ、そうだ。ギルドカード」
そういい皆にギルドカードを渡す。
そして他の皆もギルドカードをいっせいにこちらに投げてきた。
カズキは慌ててキャッチ。
しかも両手と両足を使って見事に。
ツカサは金色で、他二人は紙だった。
ライルのギルドカードの称号の欄に、「勇者様」と書いてあったが見なかったことにした。
見なかったことにした瞬間、
馬車の主「おい兄ちゃん達!着いたぜ、森と丘に」
ツカサ「そうえば太刀を使ったことは?」
カズキ「ええ〜っと、ないけど3くらいまで剣道やってたな。まあ、別に強くはなかったけど、弱
くもなかったってくらい」
テントのくいを打ちながら言う。
ツカサ「何中3って?あとケンドウってのも何?」
カズキ「あ、気にしないでってか忘れて。メンドイから」
そうえばここには剣道とかないのかと思いつつ今度は支給品を確認する。そして皆に分けた
が・・・。
ライル「むむっ!おいカズキ!貴様俺の携帯食料を盗み食いしたろ!」
カズキ「え?あ、そうえば俺の分もない・・・というか最初から入ってなかったぞ」
ライル「嘘付けぇぇぇい!許さんぞ!」
バル「まあまあ二人とも。喧嘩はそのくらいに」
とりあえず他の人がいい争いを止めに入る。・・・口だけで。
ツカサ「そうだそうだ。俺が全部食ったけど悪かった」
・・・。
カズキ&ライル「お・ま・え・か!」
バル「・・・まあ、もう行こう」
エリア3までやってきたが、アプトノスしかいないので、とりあえず皆で肉を剥ぎ取った。
一応ツカサに基本の素振りを見せてもらった。一応その場で練習。
カズキ「そうえば今回のターゲットは?」
ツカサ「え?ああ、素振りはまあまあじゃない?」
ツカサは生肉を焼かずにそのまま食うのに集中していて聞いていなかったらしい。しかたのい
のでもう一度聞いてみた。
ツカサ「ヤンクック」
カズキ「なんそれ?また飛ぶ飛竜みたいなの?」
嫌そうに聞いてみたが、また生肉をむしゃむしゃ食べていて聞いていない。
バル「正式にはイャンクックだ。確かに飛竜だが、ほとんど鳥に近いので怪鳥と言われている」
代わりに答えてくれた。
そのとき、頭上を何かが通った。
クエェェッ!
それはくちばしがあり、間抜けそうな顔をした生物だった。
カズキ「あれか!」
バル「あれだ」
全員怪鳥に向かって走り出した。
ツカサ「ペイントボォォォォル!」
ヒュッっとまるい物体を投げ、怪鳥に命中する。
しかし、何やら茶色のにごったような煙が立ち昇る。
クエッ クエエエェッ!
怪鳥は苦しそうに飛び去った。
ツカサ除く全員「・・・。」
ツカサ「うひゃ〜。こやし玉と間違えたー」
・・・大丈夫だろうか。
管理者メッセージ(隠)大抵のキャラの名前はその場で思いついたものをつけてます。なので、自分でも忘れます^^;
カズキ「おいおい!どこ行ったかわからねーじゃねえか!」
ツカサ「だいじょーぶ!千里眼の薬を持ってきた。さて飲むか・・・あっ」
パリーン!
なんとツカサはビンごと中身を落とした。
・・・。
ツカサ「まかせろ」
そういって・・・なんとこぼれた薬を飲み始めた。
カズキ「・・・お前、馬鹿だろ」
バル「いや、正しいな」
ライル「ああ、同感だ」
カズキ「マジ?何で?」
ゴックゴック・・・。
ツカサ「うまかった。まあ、ハンターの基本だな。汚くても使う。当然のことだ」
カズキ「(俺、ここで本当にやってけるだろうか?)」
フガフガッフガフガッ
ツカサはにおいを嗅ぎはじめた。
ツカサ「エリア4にいる」
そういって、歩き出したので皆でついていった。
クエッ クエエエェッ!
そこには確かにイャンクックが居た。
ツカサ「一応訓練だからな。お前らだけでやってて」
カズキ「え、マジ?できるかねぇ〜俺に」
と、言いつつ武器を抜く。
カズキ「重いな」
バル「さて、行くか」
ライル「ふふん。私にかかれば簡単だ」
クエエエエッ・・・ペェッ!
怪鳥は口から液体のようなものを吐き出した。
カズキ「うっわ!こいつ唾はきやが・・・ったね。アハハ」
カズキの言葉は吐き出されたものが地面に当たると同時に小規模な爆発と火柱作るのを見て
一時とまった。
カズキ「おいおいおい!あれあぶねーじゃん!死ぬんじゃね?」
バル「いや、防具なしでも結構なやけど程度だ」
カズキ「十分危ないし!」
クエッ!
怪鳥は隙を見てついばみをしたが、誰にも当たらなかった。
カズキ「こんにゃろっ!」
とりあえず斬りつけたが、慣れてないのでダメージはあまりない。
ライル「見ろ!私の最大の攻撃、”竜撃砲”を!」
バル「カズキ!危ない、離れろ」
カズキ「OK!退避なら得意だ」
アイアンガンランス改から火花が飛び散る。
そして、
ドオオオオオオオォォン!!
銃口から大爆発が発生した。
カズキ「おお!すげーなそれ!」
ライル「ふふん。今さら私のすごさに驚いたか」
カズキ「いや、その武器だけすごい」
ライル「な、何ィ!貴様、冗談はほどほどにしとけ」
バル「お前等!喧嘩は後でしろ!来るぞ!」
爆煙の中からビュッっと尻尾が現れ、カズキとライルは避けきれずに吹き飛んだ。
バルはピアスの効果、”オートガード”により盾で防いだが。
カズキ「ぃぃぃぃぃ痛っってぇぇぇぇ!!痛てー!クッソッ!鳥野郎が!」
ライル「く、私としたことが油断したか」
・・・ザッ
高台の上で見ていたツカサが降りてきた。
ツカサ「油断スンナ。さて、じゃあ上級ハンターの実力を見せてやるか」
そう言ってニヤリと笑う。それは、まさに猛獣の狩りの目だった。
カズキはゾクゾクっと寒気を感じた。
カズキ「(コイツ、馬鹿だけどかなり強い!)」
他の2人も大体同じ事を思った。
刹那、ツカサはイャンクックに走り出す。
しかし、
プス
ツカサ「あがっ!?うひゃ〜〜」
バタン。その場で倒れた。
何事かと思ったとき、ツカサの近くを巨大な蜂が飛び去っていった。
バル「・・・ランゴスタの麻痺性の毒にやられたか」
・・・。
やっぱり、ただの馬鹿だぁーw
バル「仕方ない、俺たちだけで行くぞ」
結局3人で戦い始めた。
しかし、二人は怪我をしたため、苦戦した。
カズキ「クソ、もう無理かもな・・・。」
そう言った直前に
ツカサ「うう〜、直った直った」
ツカサの麻痺が消えた。
そして、鉄刀を抜いた。
ツカサ「さて、悪い。名誉ばん・・ばん・・・なんだっけ?まあいいや、翼は一番刃が通りやすいか
ら覚えとけよ〜」
そして、一瞬で片翼を切り落とした。
クエッ!グエエエエエエエエエェェェェッッ!!!
けたたましい声で泣き叫ぶ。
ツカサ「もう飛べないからまかせたよ」
そういって高台に戻ろうとしたが、ランゴスタによってまた麻痺状態になった。
カズキ「お、おう!よっしゃ、やるぞ!」
他二人「ああ!」
カズキ「剥ぎ取りって難しいな・・・。」
ライル「剥ぎ取りでも私の方が勝っていることを見せてやる!」
カズキ「あーはいはい。すごいね」
4人は怪鳥の解体をしていた。
そしてカズキとライルは言い争いもしていた。
カズキ「でもとどめは俺だったし、俺のほうが全体的に強い」
ライル「何を!私なんか・・・」
カズキ「俺なんか・・・」
バル「まだまだ子供だな」
プオオオオーーーーー
迎えの馬車の合図か聞こえた。
・・・結局二人の言い争いは街に着くまで続いたらしい・・・。
カズキ「メーーン!」
ギャアアア!
バル「よし!そのままいっきに攻めるぞ!」
カズキ「OK!とどめのアーメン!」
ギャァ
青い中型の竜、ドスランポスは息絶えた。
カズキ「よし、剥ぐかw」
カズキはコンガ・・・じゃなくて、ツカサに「とりあえず同じ初心者同士で組んだら?」と言われた
のでバルと組むことにした。ライルも誘おうとしたが、「さらば私の永遠のライバルよ!ハーッハ ッハッハ!」と言ってどこかへ行った。
そして採取クエストで肉焼きや、調合練習をして、今はドスランポス討伐のクエストをしていた。
カズキ「しかし俺もだいぶ慣れてきたんじゃねーかな。ノーダメージだったし」
バル「まーな。まずその装備で直撃したら肉がもげる」
カズキ「マジ?こいつそんな危なかったの?まー死んだからいいか」
プオオオオーーーー
迎えの馬車の合図が聞こえた。
バル「さて、そろそろ帰るか」
街へ帰り、酒を飲み交わす。
カズキ「ところで、そろそろ仲間がほしくね?ガンナーの」
バル「ふむ、たしかに」
カズキ「ということで募集の紙はってきまーす」
そういって”ガンナー募集!初心者でも歓迎!とりあえず長く組める仲間を待ってますw明日の
8時あたりに多分酒場にいます。byカズキ”と書いてある紙をテキトーに貼り付けた。
・・・次の日
酒場にて、二人は飲んでいた。
カズキ「酒うまいな〜。日本だったら飲酒禁止だったしな」
バル「ところでニホンって何だ?」
カズキ「ああ〜他の国」
誰かC「どこにあんの?」
カズキ「う〜んと・・・ってかおたく誰ですか?」
そこにはハンターシリーズの女ガンナーが居た。武器はハンターボウUのようだ。
誰かC「え?募集見て来たんだけど」
カズキ「おお!じゃあ早速クエスト行こう!で、名前は?」
誰かC「アリーテ。はいギルドカード」
そう言っていきなり投げてきたのでカズキはあわててキャッチ。バルは余裕そうにキャッチ。
ギルドカード交換をして早速適当にドスファンゴのクエストを選んだ。ちなみにアリーテのカード
は紙だった。
娘「いってらっしゃーい」
そして馬車に乗り込んだ。
ガタガタガタガタ
まだ着かない
ガタガタガタガタガタガタ
まだまだ着かない
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
ここでアリーテが口を開いた。
アリーテ「ねぇ、そうえばどうやって脇差手に入れたの?」
カズキ「え?寝ている隙をパパッっと・・・。」
アリーテ「え、それ盗みじゃぁ・・・」
馬車の主「おい兄ちゃん達!着いたぜ、”密林”の近くに」
カズキ「ここが密林か。いいな、キャンプ作らなくて楽だ」
馬車のあとに船に乗り継いで、密林にやってきた。船にはベットがあるのでキャンプいらず。
バル「ドスファンゴはブルファンゴの大きいだけだ。気をつけていればたいした相手じゃない」
そして適当に歩き出した。
そして、見つけた。
ブヒィヤァァァァ!
高台のあるエリアなのでアリーテは登って攻撃を始めた。
カズキ「うりゃ」
バル「とう」
アリーテ「えい」
ドスファンゴは主に突進しかできないので高台に居るアリーテには攻撃できない。
そしてアリーテは調子に乗り始めた。
アリーテ「あはははwデカ猪め!攻撃してみろ!雑魚〜〜」
・・・。
カズキ「あいつ根は悪魔か?しかし、楽だな」
バル「おい、だからといってさぼるな」
アリーテ「さあ死ね!あははは、はッ!?」
いきなり叫び声を上げ、倒れた。
何事かと思うと近くからランゴスタが飛び去った。
カズキ「・・・。ああいう系(馬鹿)はランゴスタに弱いんだな。ツカサもだったし」
バル「うむ、そのようだな」
カズキ「やるか」
バル「そうだな」
アリーテを一時ほっといて狩りを再開した。
ブヒィ!
そして倒した。
剥ぎ取り後、船に馬車があるところまで向かった。
管理者メッセージ(隠)なんかデタラメですいません。真面目側はユーモア(?)がないのでこっちでその分ふざけます^^;
あとがき・真面目に書いてると楽しいが疲れるのでふざけた物も書きます。・・・ってかこっちの
ほうが文長いな。まあ、その場で思いついたことでいいしね^^;
馬車の主「おい兄ちゃん達!着いたぜ、ドンドルマの街に」
酒場でとりあえず祝いをする。
カズキ「疲れた〜。そうえばアリーテ、お前なんであんなに狂ってたの?」
アリーテ「え?なんか、一方的に攻撃してると気分が良くなってきてあーなっちゃうんだよね」
カズキ「禁断症状だな、もう高台に乗るな、危ない。・・・頭が」
アリーテ「ええ!!ヒドッ!頭がって何〜!」
カズキ「わり。そう怒るな」
バル「怒らせたのはお前だろ」
カズキ「気にすんなってwさて、もう寝るわ」
そう言ってカズキは立ち上がり、ゲストハウスに帰った。
次の日
三人ともほぼ同時に酒場へやってきた。
挨拶を交わしてから適当な席に座る。
カズキ「さて、何のクエストする?」
アリーテ「なんでもいーじゃん」
バル「そうだな。アレなんてどうだ?」
しばらくして、会議(?)が始まった
約五分後。
誰かD「ねえ君たち。これでメンバー全員?」
会議中に20代くらいでザザミシリーズの女ハンターが話しかけてきた。武器はグレートバグパ
イプで、よく見ると腕だけクックアームだ。
カズキ「うん?そうだけど、何か?」
誰かD「実は今仲間探してるんだけど、仲間に入れてくれない?」
カズキ「・・・どうする>」
二人に聞くと
バル「お前がリーダーだろ。任せる」
アリーテ「いいと思うよ〜」
カズキ「うん、じゃあ決定。よろしく〜」
誰かD「よろしくね。私、フィアって名前だから。あハイ、ギルドカード」
そう言って3人に投げた。
カズキは慌ててキャッチ。他二人は余裕そうにキャッチ。
こちらも渡す。
フィア「へぇ〜、カズキ、バル、アリーテね」
カズキはギルドカードを見てきずいた。
カズキ「え?フィアって、HR3なの?」
フィア「ええ、そうよ。頑張って一人でそこまで行ったんだけど、それ以上は無理だったからパー
ティを組みたかったの」
カズキ「へぇ〜。そうなんだ。(・・・ならもっと強い人と組めばよかったんじゃ?)」
バル「そうだ、まだクエスト決めてないぞ」
ああそうだったと思った瞬間、叫び声が聞こえた。
???「ハーーッハッハッハ!また会ったな!永遠のライバルよ!」
・・・この声&しゃべり方は奴しか居ない。
カズキ「・・・出たなライル」
そう言って露骨にやな顔をする。しかし
ライル「フフン!そんな嬉しそうな顔をするな。今日は私の自慢のパーティを見せびらかしに着
てやったぞ!」
と言って笑い出す。
そして演出用のけむり玉が酒場の入り口で煙を上げる。
そして、忍・陽シリーズで武器がニンジャソードの男ハンターが連続でジャンプしたり転がったり
して入って来た。そして他にも二人、何の演出もなく入って来た。
ライル「おい!ちゃんとパフォーマンスしろと言っただろ!」
最後の二人に言う。一人は頭装備無しのガレオスシリーズ男ガンナー。武器はおそらくボーン
シューターのパワーバレル付き。もう一人はギアノスーツシリーズで、武器がしろねこスタンプと 思われるハンマーを持った女ハンター。
ギアノスーツのハンター「んなもん無理やって!普通は」
忍装備のハンター「拙者はでき申したが?」
ギアノスーツのハンター「あんさんは普通じゃないねん」
ライル「あーもうわかった!そこまで!というわけで、本題に入ろう。カズキ!勝負だ!」
・・・。
カズキ「は?勝負って何?まさか殺し合いじゃないよね?」
ライル「安心しろ。そんなことはせん。勝負はちょうど似たようなクエストが2つあるのでそれでど
っちが早くクエストをクリアできるか、ということにしよう。貴様が勝ったら1500zやろう。負けたら 貰うがな」
カズキ「よっしゃ乗ったァー!俺は負けないからな」
と言い終わった瞬間にギルドカードが3枚飛んで来たので慌てて両手と口でキャッチ。
ちなみに1枚紙じゃない物があったのでそれを口でキャッチした。
それは木でできていた。
カズキ「あれ?ギルドカードって紙と金だけじゃないの?」
バル「紙、木、皮、鋼、金の5種類だ」
へ〜、思いつつこちらも渡す。
そして貰ったのを見る。ええっと、いまんとこ喋ってないガンナーはアムセルって名で、女ハンタ
ーがユリ、そして忍の奴が風魔 小太郎(以降風魔)か・・・。
カズキ「って、ええ!?風魔って、どこの人!?どっかの忍者か?」
風魔「よくきずかれた!拙者は忍者。それ故この装備以外は着ん」
ライル「さて、早速行くぞ!」
と言ってさきに受けて行ってしまった。
カズキ「じゃあ俺らも行くか。・・・・そうえば何かな?」
クエスト内容・ショウグンギザミ1匹の討伐。
カズキ「ショウグンか。戦ったこと無いけどいいか。これ受けます」
娘「はーい!オーケーです。いってらっしゃーい」
そして馬車に乗り込み数十分後。
馬車の主「おい兄ちゃん達!着いたぜ、”火山”に」
カズキ「あ、暑い!!」
といってもまだふもとに居るだけだ。しかし、ふもとでこの暑さなら、中はきっと恐ろしいだろう。
バル「確かに暑い。クーラードリンクを持ってきていて正解だったな」
カズキ「え、何それ?」
アリーテ「飲めばすずしーくなれる液体だよ」
カズキ「何!?そんな物があったのかっ。なぜ皆教えてくれなかった!?」
バル「すまん。これくらいは知ってるかと・・・。」
そういって支給品の中から何か取り出した。
そしてカズキはそれを受け取った。
カズキ「何すかコレ?」
バル「これがクーラードリンクだ」
カズキ「おお、コレか。で、誰か火山よく知ってる人居ない?あとショウグンの居場所も」
フィア「私知ってる。何度も来たから」
そう言って地図を皆に見えるように広げる。
フィア「ココ。エリア3によく現れるわ。地面からいきなり」
カズキ「潜るのか」
フィア「あと天井に張り付いて落ちてきたりもする」
アリーテ「早く行こうよ。1500zだしね〜」
そうだ!行くぞ!と叫びエリア3へ直行した。
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↑わかりやすくするために挿絵を・・・。でも下手です、すいません^^;
カズキ「あ、暑い!とても」
溶岩がグツグツと煮えたぎっている。
何も居ないので溶岩を4人そろってしゃがんで見つめることにした。
グツグツ
まだショウグンは来ない
グツグツグツ
いまだ来ない
グツグツグツグツ
しかし、来ない
グツグツグツグツグツ
カズキ「・・・誰か肉持ってない?」
アリーテ「ハイ。あるけど」
カズキ「よし、貸してってか貰うよ」
そう言って生肉を溶岩に近づけた。
バル「おいおい、肉焼きセットなら貸してやるぞ」
カズキ「いや、いい。・・・・・・・・・・とりゃ!」
なんと見事に上手に焼けました。
フィア「すごいね!私もやってみよ」
アリーテ「私も〜♪」
バル「ふむ、オレもやってみるかな」
ワイワイガヤガヤ
4人はこうして肉焼き祭りを始めた。
・・・もう居るのにねw
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カズキ「はっ!?」
気が付いた時にはなぜかガタガタという音と同時に大地が揺れていた。
ニャーー
カズキ「うわ!?」
揺れていたのは担架だった。
カズキはショウグンの不意打ちによりやられ、キャンプまでネコ形モンスターのアイルーに運ば
れていたのだった。
運びやネコ「じゃあな貧弱ハンターさん。報酬金は少しいただくぜ」
ニヤリと笑い消えていった。
カズキ「・・・。まあ、いいか。とりあえず皆が少し心配だな。急ぐか」
そして走った。
途中でブルファンゴを見かけたので、とりあえず蹴っておいた。
そして途中、メラルーを見かけたので斬りつけておいた。
そして着いた時には皆負傷していた。
カズキ「大丈夫か!(こんなことなら道草くわにゃよかった)」
そして大きな蟹で手が鎌になっている別名”鎌蟹”のショウグンに向かって走り出した。
カズキ「メン!」
一発斬りつけただけで怒り出した。
シャキンッ!
ショウグンの鎌が伸びた。
カズキ「な!卑怯な!」
他3人はとりあえず応急薬などで傷を手当てする。
そのころのライルパーティは・・・。
別の、しかし地形はほとんど変らない火山でショウグンと戦闘を行っていた。
ユリ「おっしゃ!麻痺ったで!」
ライル「私の見せ場のようだな!竜撃砲・・・・・発射ァ!」
ドオオオオオオオォォン!!
ライル「アムセルは貫通弾で応戦してくれ!風魔は得意のアレを頼む」
アムセル「・・・わかった」
風魔「承知!・・・雷遁!」
剣を地に振り下ろした。
するとフルフルのブレスのような電撃が3方向に飛んで行き、ショウグンにあたりどこからか落
雷が落ちてき、直撃した。
ライル「よし!あと少しだ。一気に行くぞ」
全員・・・ガンナーを除いて、ショウグンに突っ込む!
〜♪〜♪
カズキ「!?」
音色とともに、皆の傷が癒えていく。
フィア「援護はまかせて。この曲で回復させれるから」
バル「おお、狩猟笛の”演奏”か!これはすごいな」
アリーテ「おし、傷も癒えたし、今行くよ!」
弓を構え少し前に出る。
バル「うむ、オレが劣りになろう」
そしてバルは接近して行き盾を構え角笛をとりだした。
プオオオーーーー
ショウグンの標的がカズキからバルにかわった。
バル「カズキ、今のうちに態勢を整えろ!」
カズキ「OK!すぐに終わる」
回復薬を飲み干し、クーラードリンクがあったのに気づいた。
・・・今さらだけど飲んでみるか
ゴクリ
カズキ「おお!おおお!熱が・・・吸い取られていくような、そんな感じだなwすげー」
他3人「(飲んでなかったの!?)」
カズキ「よっしゃ!いける!Let's Go!」
フィア「待って」
〜♪〜♪
皆に力が沸いてきた。
カズキ「どうも!さあ、決着だ!」
ザッっと走り出し、一気に斬りつけた!
ズバアアァァァッ!!
ライル「クソゥ、まさか私が負けるとはな」
カズキ「早く1500z〜〜」
カズキ1500zGETした。
ライル「だが決して忘れるな!私と貴様は永遠のライバルだ!はっはっはっはっは!」
そう言って、ライル達またどこかへ消えていった。
適当に皆に1500zを分けて、今日は解散した。
あとがき・なんかもうモハンじゃなくてってるけど、おふざけだから大目に見てください^^;・・・。
そのころ、ドンドルマとは離れたハンターズギルドの街、ミナガルデでは忙しく戦闘の準備が行
われていた・・・。
街人A「おい、そろそろここの近くに”アレ”が通るんだってよ」
街人B「マジかよ、”アレ”が通るのか・・・。どうすんだよ、またやられるんじゃねえか?」
街人A「そうだな・・・っておい、あれ見ろよ!あの4人のハンター!まさかあいつらは・・・!」
街人B「ああ・・・!間違いねぇ・・・。あの伝説のハンター8人の内の4人!あいつらが来たなら”
アレ”もひとたまりもないはずだ!」
街人A「いや、いくらG Hunter、5R、ツカサ、ブラックの4人だろうが相手はただの”アレ”じゃね
えらしいからな。G級のしかも灰色の”アレ”らしい・・・。」
街人B「だが、やってくれると信じようぜ。あいつら以外に”アレ”を倒せる奴は今は居ないから
な・・・。」
そして、街人達は見守ることにした。・・・そう、ただ、ただ、何もせず、ずっと見守ることにした
のであった。
カズキ「え、ミナガルデの街の近くにG級の”アレ”が来るぅ?はん!さっぱり意味がわからん
わ!まずミナガルデって何処?”アレ”ってどれ?」
カズキパーティは4人とも酒場に集まっていた。
バル「G級とはウエストの難易度で、下ノーマル(村クエレベル)、ノーマル、ハード、Gの4つに
分かれていて、Gが最大級だ。ちなみに今までオレ達がやってきたのはノーマルだ」
ブッ!?
カズキは飲んでいた酒を少しはいき出した。
カズキ「うえっ!あ〜・・・俺等やってたのでノーマル?やっとれんな」
・・・少し間を置いて再び質問。
カズキ「で、”アレ”って?」
アリーテ「ラオシャンロンだよー」
カズキ「ラオシャンロン???」
フィア「別名は”老山龍”。基本的には赤と灰色がいて、今回は灰らしいよ。灰の方が硬いらし
いし・・・。」
バル「しかも、コイツはとてつもなくでかい奴でな、まさに動く山だ」
そう言って酒を一杯飲む。
バル「で、今日は何のクエストに行くんだ?」
カズキ「え、ラオシャンロン」
ブッ!?
カズキ除く3人は吐きそうになったが、手で押さえてギリギリセーフ。
バル「お、おいおい!俺たちが受けれるようなクエストじゃない。諦めろ」
カズキ「じゃあ見るだけ!さあ行くぞ!」
・・・。
・・・・・。
・・・・・・・・・・。
結局ミナガルデまで来てしまった。
そして酒場へ
娘「はーい!どのクエストにしますか?」
カズキ「灰ラオシャンロンでお願いします!」
娘「え・・・あ、えっと、履歴書はありますか?」
とりあえずドンドルマを出るさえに、バルに持って行っとけと言われたので持ってきた。なので
見せる。
娘「・・・。(やってあるクエストも全部ノーマル級だしHR1ですね。こんなんで灰ラオ行けるわけ
ないでしょ)
すいませんが、このクエストを受けるにはHRが足りませんw」
カズキ「ケチー。しかたない。諦めよう」
そして3人のところへ戻ってきた。
バル「諦めたようだな」
するとカズキはニヤリと笑った。
カズキ「いや、こっそり行く!ふふふ」
3人「は・・・!?」
カズキ「よし行こう!」
そして走り出した。
フィア「あ、ちょっと待ってよ!」
アリーテ「どうするの、あれ?」
バル「うむ、仕方ない。追いかけるか」
ダッ!
レースが始まった。
まず人々に豪快にぶつかりながら街の出口へ向かい、そのままお外へGO。
次に森の中をモスの背中のキノコを踏み潰しながら通り、視界に入った蜂の巣に石ころを投
げ、刺されそうになりつつなんとか逃亡。そして寝ているイャンクックの目の前に毒生肉をセット し、森を潜り抜けた。
お次は砂漠を通った。暑さにやられ、3人に捕まったが隙を見て再び逃亡生活開始。ガレオス
の群れを越え、ランゴスタに刺され麻痺り、仕返しに木っ端微塵にしてやり、やっとこさっとこ砂 漠を越えた。
それからどのくらいたっただろうか・・・。
全員もはや走る気力は無い。クタクタで歩き続けていた。
そして、いつの間にか砦(ラオの狩場)の中に居た。
カズキ「つ・・・ついたぁ・・・。」
そして準備室4人はベットがあったので寝た。
・・・しばらくしてG達4人が準備室に帰ってきた。
ブラック「ん?おい、なんか変な奴等寝てるぞ」
G「ん、こいつらは・・・カズキパーティか。なんでここに居るんだ?まあいい。大砲の弾でも落と
して起こしてやろう」
ブラック「いや、ここは”音爆弾野郎ブラック”に任せろ」
そう言ってブラックは音爆弾を10個手に取り一斉に投げた。
キイイイィィィィィィィィンン!!
凄まじい爆裂音が響き渡った。
寝てた4人は当然はね起きた
カズキ「うわ!耳痛い!」
ツカサ「よお。なんでここに居るん?」
カズキ「実は・・・カクカクジカジカで」
とりあえず事情を話した。
5R「わかったからどけ。寝る」
G「寝たら大砲の弾をプレゼントしてやる」
バル「ん、そういえば砦に居るのはオレ達だけか?ラオシャンロン戦は多人数でやると聞いて
いたが」
G「心配ない。ギルドの兵やちょっとしたハンター達が居るが皆灰ラオを見た瞬間からビビッて
砦に忍び込んだイーオス達を排除しに行ってる」
・・・それって心配ないのか?とはあえて聞かないことにした。
カズキ「そうえばすごく疲れた」
G「じゃあこれをやるからお前等4人で飲め」
Gは液体の入ったビンを投げた。カズキは慌ててキャッチ。
フィア「これは・・・<強走薬>!」
アリーテ「こんな物をやすやすくれるなんて・・・。さすが伝説のハンターの一人だね」
カズキ「は?これすごいの?ってか伝説のハンターって何?」
G「強走薬は飲むとスタミナが一時的に尋常じゃないくらい上がる。効果は約3分間でその間は
全力疾走しつづけても疲れない」
ブラック「俺にもくれ」
G「お前は自分で手に入れろ」
ブラック「チッ」
5R「俺にもよこせ」
G「お前はたくさんあるだろ」
5R「チッ」
ツカサ「うひゃ〜!俺にも〜」
G「お前はポポでも丸呑みしてろ」
ツカサ「ひゃ〜〜丸呑みしてぇ〜〜」
・・・。
カズキ「で、伝説のハンターって?」
バル「<伝説のハンター8人>と言われている。まず”ココットの英雄”。彼は最初にハンターを
職業にした。本名は不明。”G Hunter”。知ってると思うがボウガンの扱いに優れている。” 5R”。知ってると思うが人とは思えないほどの怪力だ。”ツカサ”。別名ババコンガと言わ・・・」
喋っている最中にツカサが入ってきた。
ツカサ「うひゃ〜!俺天才!」
G&ブラック「黙れバカコンガ」
ツカサ「うわああああーーひどい」
カズキ「(・・・なんなんだろう)」
フィア「じゃあつづきは私が。別名ババコンガで、ババコンガの真似はうまいらしい。”ブラッ
ク”。自称音爆弾野郎でもあり、河童天狗でもあるらしい。なんでかは知らないけど」
G「”河童のように泳ぎ、天狗のように空を舞う”からだ」
ツカサ「河童と天狗がまざってるー」
ブラック「黙れバカコンガ」
そしてブラックは毒生肉を置いた。
ツカサ「うひゃ〜〜〜!飯だぁ!」
ガブガブ・・・ゲフゥ!?
ツカサ「ま、まさか毒を盛ったな・・・。」
ブラック「バーカ」
・・・。
アリーテ「つづきは私が言うねw”大長老”。ドンドルマの長。昔ラオシャンロンの頭を真っ二つ
にしたらしいけど」
ならあのでかい爺さん呼べよ。と心の中で思うカズキであった。
アリーテ「あと、”D,H,M”って言って、古龍討伐時間最高記録があるらしいね」
G「ああ、ありゃ5分の1嘘だ」
5分の1って微妙だなと思ったりもするカズキ。
アリーテ「最後に”火竜一家”って言うのが居て、家族4人で1人みたいな感じなのかな?でも一
人一人の実力は十分らしいよ」
G「おっと、そろそろハラがエリア5に来るころだろう」
カズキ「・・・ハラって何?」
G「灰ラオシャンロンの略」
カズキ「ああ、そう・・・。そうえば装備変ったな」
G「ああ、コイツ相手にはあまりふざけられんからな。それよりお前は変ってないな」
カズキ「気にスンナ」
Gの装備は頭はゲリョスUキャップで、胴はバトルS、腕はイーオスS、残りクロムメタルSで、武
器は超イャンクック砲。
あと5Rの装備も変っていた。ピアスは変っていないように見える。そして胴は狩魂Tシャツ、腕
はグラビドS、腰はクックS、脚はランポスSで武器はドラゴンデストロイ。
ツカサはコンガSでファンキーボンボン。
ブラックはブラックシリーズで、封龍剣【絶一門】。
そして、いざエリア5へ・・・!
途中、エリア6でイーオス達と遊んでいるハンター軍と兵士軍を発見した。
G「もういいぞ。次の準備しといてくれ」
ハンター&兵士は残ったイーオスを始末してから準備室へ向かった。
カズキ「次って何?」
G「大砲とバリスタの準備だ」
そして、エリア5に着いた。
そこは深い霧に包まれていた。そして、ズシン、ズシンと一定間隔に響く音が巨大な影とともに
近づいてくるのがわかる。
ふと気づくとGが置いてあったピッケルを持って大きなスイッチらしきものに勢いよく振りかざし
た。
G「どっこらしょいと」
カンッ!ガシャァン!ガララララララララララアアアアァァァァァァ・・・。
ブラック「・・・おい、何また撃ってるんだ」
G「いやぁ、やっぱり”撃龍槍”があったら撃ってしまう。ま、癖だな」
5R「ハラが来たな」
そして、その影は姿を現した・・・。
カズキ「なんだありゃ!デケェー!」
それはまさに”岩山龍”だった。青みのかかった灰色、山のごとき巨体。
バル「・・・驚いたな、まさかここまでデカイとは」
アリーテとフィアは驚きで声を失っている。
そしてそのハラはすさまじい雄叫びを上げた。
グギャアアアアアアアァァァ!!
カズキ「・・・!!」
とっさに耳を閉じたが間に合わず青ざめた顔になった。
G「まあ、仕方ないな。普通の反応だ」
ハンター&兵士「あ〜、ビックリしたぁ〜」
いつのまにかイーオスと遊んでいた人等も兵器を持って来ていた。
ブラック「大砲はもう撃ってくれ。バリスタもだ」
カズキ「・・・。(ここの世界って結構古い感じだよな、大砲とかいろいろ)」
G「さて、お前等4人にも手伝ってもらおうか。あのハンターや兵士よりは度胸はありそうだしな」
カズキ「マジで!おっしゃー!まかせろ!燃えてきたぜ!」
しかし、カズキは震えていた。
カズキは悟った。これはアイツが怖いんじゃない、ただ風邪を引いたんだと。
G「武者震いだな」
カズキ「え!?なんで心の中を・・・。」
G「なんの話しだ?」
そこへ3人がわってはいる。
カズキPTの三人「あのー、怖いんで帰らせていただきます」
G「そうか、残念だ。もし手伝ってくれたなら報酬に鱗だの甲殻だのを渡してたんだがな〜」
カズキPTの三人「やります!」
そして、バトルが始った・・・!
G「まずは、・・・。そうえばそっちの2人の名前を聞いてなかったな」
アリーテ「あ、アリーテです。よろしく」
フィア「フィアです。よろしく」
そして、ギルドカード交換を開始。
カズキもブラックのギルドカードをあわててキャッチ!金色だった。
G「さて、フィアは下に下りて演奏を。カズキは頭を攻撃。バルは踏まれないように足へ攻撃。ア
リーテはここから矢で攻撃」
そして、Gは5R、ブラック、ツカサと顔を見合わせた。
そして頷き、全員大砲の横から飛び降りていった。
カズキ「・・・。ここ、かなり高いんですけど・・・^^;」
そう、ここは3階建ての学校の屋上より高い。しかし、彼等は普通に飛び降りて着地している。
カズキとバルはよこにあるはしごからゆっくりと下り出した。
その横をフィアもG達のように飛び降りていった。
カズキ「・・・なあ、俺等って、どうよ?」
バル「うむ、実に情けないな・・・。」
そして地面に下りた。
カズキ「なあフィア、どうやったら普通に下りられるんだ?」
フィア「え、慣れればかな?慣れて無くても下りたときに受身を取ればけっこういけるよ」
カズキ「なるほど、さて、やるかw」
それぞれ自分のやるべきことをしだした。
Gは腹の真下で撃っている。ブラックは・・・なんと宙を飛んで背中を攻撃している。が、途中で
落ちてきた。5Rは適当に足やら腹やら顔やらを狙って動き回っている。そしてツカサも腹を狙 っていた。
カズキが頭に攻撃したが、はじかれた。
カズキ「ん、そういえば・・・。」
イャンクック戦の時、ツカサがこんなことを言っていたな・・・。「はじかれても攻撃をやめるな。
攻撃し続けることによって、練気が溜まり、最大になると力がわき、刃が通りやすくなる」と、言 っていた気がする。
カズキ「(よし、それなら・・・。)」
休むことなく攻撃を始めた。すると、力がわいてきた!
カズキ「よし!どりゃあああ」
カキン!はじかれた。
カズキ「・・・なんで!」
よく見ると、フィアが〜♪〜♪を吹いていた。
カズキ「・・・。だまされたあ!まあいい、とりゃ!」
すると、スゥっと力が湧き上がってきた。
カズキ「おお、キターー!よっしゃー!」
勢いに乗って攻撃!しかし!
はじかれた!
何故、と思ったら、刃こぼれしていた・・・。
カズキ「(マジかよ^^;時間が経つと練気が減るらしいし)」
そう思って研ぎ始めた。
すると、コンガ・・・じゃなくてツカサもと研ぎに頭の位置までやってきた。
カズキ「なあ、なんで銃なのにGは腹下に居るんだ?」
ツカサ「んー?自称、元祖近距離ガンナーらしい」
と、話しているとハラが立った。
カズキ「コイツ立てたのか!・・・顔狙えん^^;」
5R「剣士は全員腹を狙うぞー」
剣士は腹に突撃した。・・・一人ガンナーもいたけど。
それはGだった。
G「ムッ!」
ハラは歩くたびにすごい風圧が起きる。まともにくらうとしばらく動けない。
まさにGは風圧で動けなくなる直前に装填の準備を始めて、動けなくなった。
カズキ「・・・何やってんの?避ければよかったのに」
G「避けれそうにないときはとりあえず装填。バインドボイスや、避けきれない攻撃の時もだ。こ
れぞ、”G Hunterの装填術”だ。覚えとけ」
カズキ「いや、ガンナーやらないし^^;」
そういってる間に、砦に少しづつ近づいてくる。
G「・・・仕方ない、やるか」
ブラック「ああ、そうだな」
ツカサ「うひゃ〜!」
5R「あれ疲れるから嫌いなんだよな」
そういって4人はハラの前に立つ。
バル「何をする気だ?」
カズキ「さぁ?」
そして、ブラックが3人をつかみ、そして飛んだ!
そしてGは(すくなくともカズキには)目に見えない速さで構え、撃った!
その弾は背中に当たり、身体を突き抜けるように一直線に飛んでいった。しかも、龍属性特有
のドスグロイ赤い気が出ていた。
そして撃った後は一人で落ちて行った。
次にツカサが背中に向かって・・・ブッ!
なんと、屁の勢いで背中に近づき斬りつけた。そして、そのまま落ちていった。
そしてブラックが5Rと一緒に背中に近づき、5Rだけをさらに高く投げ、対巨龍爆弾をセットし、
ブラックが突っ込んで自爆した。そして飛んでいった・・・。
最後に落ちてきつつ5Rがドラゴンデストロイを両手で振り上げた。
5R「だあああああああああ!!」
叫びと同時にピンポイントで背中に振り下ろした。
その攻撃はあまりにも強く、武器が衝撃に耐え切れずに木っ端微塵になった。
ハラもこの攻撃には耐え切れずについに息絶えた。
ハンター&兵士「やったーーーー!キャッホーイ!」
そして、Gからそれぞれ少しづつ報酬を貰った。
あとがき・ハラ、ハラってまぎらわしいくてすいません^^;
そして、ミナガルデの街に戻った、が!
謎の兵「手を挙げろ。妙な行動をとるな」
カズキ「・・・え?」
おもわず間抜けな声を出してしまった。
謎の兵「とっとと行け!」
この兵どもはこの街を占拠しているようだ。
兵どもの装備はハイメタっぽく、武器はパラディンランスや、スパルタカスファイヤといったとこ
ろだろう。
そして、俺たちはハード級のディアブロスくらいなら入れておいても大丈夫なくらい硬い牢屋に
全員まとめて入れられた。しかし、武器は取れれなかった。
G「ふん、弾丸を持ってかれたか」
カズキ「どうすんの?弾丸なしで」
G「まあ大丈夫だ。いつもいろんなところに隠してある」
そいうって何処からか弾丸を取り出した。そして装填する。
ブラック「で、どうすんだ?」
G「そうだな、まずは情報収集といくか」
そう言ってマタタビを3つほど地面に置いた。
何をするかと思って見ていればいつのまにかネコが現れていた。
しかも、そのネコは前にやられたカズキを運んだネコだった。
運びやネコ「ようジーハン、久々だな」
G「その呼び方はやめてくれ。じいさんみたいだ」
運びやネコ「悪いな。で、何のようだ?」
G「ここを占拠している奴等の目的だ」
アリーテ「ハンターを倒しにきたとか」
G「それなら武器を取り、とっとと殺るだろう」
バル「確かに」
フィア「じゃあなんで閉じ込められたの?」
G「わからんから情報を集める。と、いうことだ。報酬はマタタビ30個でどうだ?」
するとネコはほぅ、と短く言ったのち、ニヤリと笑い、
運びやネコ「いいだろ。じゃあな」
交渉成立してから去っていった・・・。
カズキ「・・・あのネコ何?」
5R「名前はア・イルーだったはずで、特別なハンターが呼んだ時に来るネコ」
ツカサ「腹減った」
それから数分後・・・。
ア・イルーが帰ってきた。
ア・イルー「わかったぞ、奴等の目的が」
ツカサ「うひゃ〜!俺等を食うつもりなんだよ、奴等!」
ブラック「黙れバカコンガ」
ドカッ!
ツカサ「うぎゃ〜!痛いよママ〜〜」
カズキ「・・・。」
G「で、結局目的はなんだ?」
ア・イルー「それはな・・・ここのハンターを捕まえて公開処刑としてコロシアムでハンター同士戦
わせるらしい。最後まで残った奴は生かしておく・・・ってやつだな」
アリーテ「うわぁ・・・都会人って性格悪ゥ」
バル「うむ、確かにこのままではオレ達も危ないな」
G「危ない?それは違うな。この街に俺たちが居る以上、奴等の勝手にはさせない」
そういって伝説のハンターの4人が立ち上がった。
見張り兵「ん?お前等、おとなしく座ってろ」
5Rが鉄格子に手をかけた。
見張り兵「何をする気だ?お前、伝説のハンターだとしても、素手では何もでき・・・え?」
なんと、5Rは普通に鉄格子をヒネリ曲げた。
そして、ブラックが素早く出て、見張りを音もなく気絶させた。
カズキ「・・・なんつう怪力だ。ブラックも早いし」
そして、あっさりと牢獄をで、兵を倒し、捕まっているハンターたちを救出した。
ここからハンター達の反撃が始った。
ハンターの得意分野でもある隠密行動で少しずつ兵を潰していった。
しかし、途中で気づかれ、もはや戦争同然の戦いが始った。
カズキ達も参戦した。
5Rは、街にある武器やからアイアンハンマーを借りてきて、相手の撃ったLv1貫通弾などをハ
ンマーで弾き返し、そこをブラックが素早い動きで攻め込み、潰す。
さらにツカサがこやし玉で相手の視界を潰し、Gが散弾などでまとめ買い(まとめ買い=まとめて倒
すなどの意味)し、残った者はカズキパーティが叩く。
これで大体の兵はかたずいた。
そこへ敵の親玉が現れた。
親玉「ハンターどもよ!私はシュブール将軍である!長生きしたければ今すぐ投降しろ!」
カズキ「あいつ倒せばよくね?ってかこっちのほうが優勢じゃん」
シュブール「そこの汚い小僧!聞こえてるぞ!投降しろ」
G「調子に乗るな。将軍ごときがでしゃばるな」
シュブール「な、何ィ!?おい、奴を見せしめに殺せ!」
謎の兵「はっ!」
3人の兵士がGに向かってLv2通常弾を撃った。
しかし、その弾は1発の銃声音とともにどこかへ飛んでいった。
謎の兵「・・・あれ?」
バル「何が起こった?」
G「簡単なことだ。弾を弾で打ち落としただけだ」
Gは1発の銃声音にしか聞こえないくらいの速さで3発撃ち、全て撃墜したらしい。
シュブール「ば、馬鹿な・・・。お、おい!散弾だ!散弾を使え!」
謎の兵「は、はい!」
散弾を持っていたのは一人だけだった。そいつは装填し、Lv1散弾を撃った。
そして、Gも何かを装填し、撃った。
ビシビシビシ!!
散弾の無数の衝突音が響き、静かになった。
しかし、誰もかすり傷さえなかった。
フィア「な、何が起きたの?」
G「簡単なことだ。散弾の弾を散弾で全て打ち落としただけだ」
シュブール「な、あ、ありえん・・・。や、奴を出せ!早く!」
謎の兵「はっ!」
すると、シュブールの後ろにある鉄格子が開かれた。
中からディアブロスが出てきた。
ブラック「ハード級か。雑魚だなw」
ツカサ「食べてぇ〜〜」
ギャアアアアアアアアアアア!!
ディアブロスは威嚇で声を上げた。
カズキや、謎の兵達は耳をふさいだが、何人かのハンターは効かなかった。
シュブール「ははは!こいつは私の言うことを聞くようにしつけてある!さあどうする?」
すると、5Rが近くの中級ハンターからゴーレムブレイドを借りてきた。
そしてザッっと突っ込み、あっというまに尻尾を切り落としてしまった。
そして、ゴーレムブレイドを返し、切り落とした尻尾の切断面に腕を突っ込んだ。
5R「ブロステイル完成〜」
そして、そのまま武器にした。
さらにはあっさりとディアブロスも倒してしまった。
シュブール「・・・何ィ〜・・・。」
しかも、5Rは寝て、ブラックは肉焼きをして、ツカサはディアブロスに噛み付き、Gはボウガン
の手入れをし始めた。
力の差は、圧倒的だった。
シュブール「おのれ〜〜!!許さん!」
そういって、武装し始めた。
シュブールはクックSシリーズを装備し、フレイムサイフォスを腰から抜いた。
シュブール「覚悟しろ!貴様等はここで終わりだ!」
そう言って、将軍が走り出そうとした時、Gの横を何かが飛び出して行き、
バリバリッ!
シュブール「が、がはっ!?」
将軍の身体に、刀が貫通していた。クックSごと。
そして、刀は白い装備の者に引き抜かれた。
将軍は、その場に倒れた。
何者、と思ったそのとき
G「久しぶりだな。ギルド」
ギルド「お久しぶりです、師匠」
カズキ「(え、マジで?)」
なんと、その白い装備の人物の正体は、Gの弟子で、キリン装備の女ハンターだった。
後から聞いた話によると、名前は”G,Hunter”で、ギルドハンターというらしい。弟子は、あと2人
いるらしいが。
Gの弟子を卒業できたハンターは”G,Hunter”を名乗ることを許されるらしい。ギルドハンター
は、最近ではめずらしい、大剣型鬼斬破を使っている。
しかも、”ギルドナイト”というハンターズギルドの暗殺屋の仕事もしているらしい。
そして、この事件は幕を閉じたのだった。
あとがき・なんか、ある小説のパクリみたいになってますけど気にしないでくださいねw特に、兵
が攻めてきたこととか・・・。
カズキ「シュブール将軍瀕死!ハンター軍勝利!・・・かぁ」
カズキは狩人新聞をテーブルに置いた。
今さらだが、カズキはハンターについて勉強し始めた。自分は無知すぎると感じたからだ。
汚いゲストハウスで新聞や雑誌を読んでいる。
今日は疲れたので皆でそれぞれ休むことにしたので、のんびりとしている。
一通り読み終わり、酒場に向かった。
いつも通り、臭いがきつい。
カズキ「(そうえば一人でクエスト行ったことないな)」
クエストボードの前で考え事をしながら、適当に1枚取った。
カズキ「(たまには一人で行くかな)」
娘「はぁーい!コチラのクエストでよろしいでしょうか?」
カズキ「うん。はい契約金」
いつも通り、すごい速さで金を取る。
娘「はいオーケーです!いってらっしゃーい!」
早速出発。
馬車に乗り込んだ。
しかし、怪しい奴も居るのに気が付いた。
カズキ「・・・あの、誰ですかあんた?」
誰かE「静かにィー!今タダ乗り中」
カズキ「つまり、金払いたくないわけ?」
誰かE「そうそれ!」
カズキ「・・・そうか^^;」
馬車の主「おい兄ちゃん達!着いたぜ、”密林”に」
誰かE「クソー!バレたか!」
誰かE「これなんのクエスト?」
カズキ「ランポス10匹討伐だけど・・・。」
誰かE「うわマジで?手伝おうか?」
カズキ「マジ?」
誰かE「手伝わねー」
なんだこいつ?と思いつつ支給品を取ると・・・。
カズキ「あれ?少ない?」
誰かE「あー俺貰ったよー」
カズキ「何ィー!?てかお前誰だよ!」
誰かE「俺?教えね」
といいつつギルドカードを投げつけてきて、あわててキャッチ。
こちらも渡してから見てみると、名前は”D,N”というらしい。
しかも、金だった・・・。称号は「燃えないゴミハンター」と書いてあるが、気にしないことにした。
カズキ「あんた強かったのか。ってかその装備何?」
D,N「モスシリーズ!新しく作ったんだw」
カズキ「ふ〜ん、ってか支給品返せよ」
D,N「もう食った〜」
カズキ「・・・。まあいいや、目標達成しに行こう」
―――――数分後――――――
カズキ「クエストクリア!ってかあいつは?」
・・・。居ない。
カズキ「(まあいいか)」
街に帰って、ランポスシリーズを作った。
次の日、待ち合わせの時間に酒場に行くと、もう皆居た。
アリーテ「もう、遅いよ〜」
カズキ「おう、ってかお前等装備変わった?」
バルの武器はロングタスクに、アリーテはハンターボウWになっていた。
フィアは変わっていないようだ。
バル「そういうお前もランポスシリーズになったじゃないか。素っ裸から」
カズキ「素っ裸じゃないだろ」
バル「装備なし(私服やインナー)は素っ裸と言うんだ」
カズキ「知らんかった。ところでフィアは何か変わった?」
フィア「私は防具強化しただけかな」
ここらで雑談終了。
そして何のクエストに行くか会議を始めた。
――数分後――
カズキ「じゃあ皆の”キークエスト”(以降キークエ)をやるということで」
アリーテ「さんせーい!」
バル「うむ、オレもだ」
フィア「私も。そういえば、そのためにパーティ組んだんじゃなかった?」
カズキ「そういえばそうかも^^;まあ、今からやるから気にしない。さあ行こう!」
そして、数々のキークエをクリアし、全員HR3になった。・・・フィアは元々HR3だったが。
しかし、全員数日間にも続く激闘で疲れ果てたため、再び数日間休暇をとることになった。
というわけで、さっそくゲストハウスでゴロゴロするカズキだった。
カズキ「そうえば、この”大長老の脇差”・・・勝手に取ってきたからな。困ってるかも。・・・行って
みるか」
階段上ってついたさきにはいた。
カズキ「(居た、でかい爺さん)
あの〜、すいません、大長老さんですよね?」
大長老「ん?おお、この小僧は・・・。捕らえろ!」
ザッ!
なんと、ギルドナイトが数人現れた!
カズキ「マジで?」
・・・。
結局、捕まった。
しかし、当然だろう。なぜなら盗んだのだから。
大長老「ふう、捕まえたか。よし、放せ」
大臣達一同「え!?もうですか!」
そして、開放された。
カズキ「えっと、あの、すいませんでした!せっかくなのでこの刀貰っていいですか?」
大長老「よかよかwもってけ泥棒!」
大臣達一同「・・・。」
結局、盗みを許してもらったうえ、武器を強化してもらった。
そして、大長老の脇差から、斬老刀【スサノオ】になった!
カズキ「いや〜、意外とあの爺さんいい人だったなぁ。今度また行ってみよ」
この調子でクエストに行くことにした。
酒場に着くと、やはり臭かった。
クエストボードを見ていると・・・。
D、N「おーう!またあったな」
カズキ「この声は!支給品泥棒!」
D、N「お前に言われたくないわい!この刀泥棒!」
カズキ「うっ!それは言うなってか、さっき解決したよ!」
そう言い争っていると
ギルド「クエスト見に行くって言ってから、ずいぶん遅いなと思ったら・・・師匠と一緒に居た人じ
ゃない。」
誰かF「誰そいつ?装備弱っ」
D、N「はぁ?お前防具人から貰ってるだけだろ!」
誰かF「ああそうだよ!悪いか?」
D、N「悪いわいボケェ!」
・・・言い争いが始った。しかし・・・
ギルド「うるっさいわね!殺るわよ?」
そういって、狩人の目つきに変わった。いや、暗殺者の目つきか?
・・・。
おさまった。
いくらハンターが強かろうが対人戦用に鍛えられた”ギルドナイト”には敵わない。ましてや、普
通のハンターとしても最上級のギルドハンターなのなら、とても敵わない。
そして、とりあえずギルドと誰かFのギルドカード交換をした。
ギルドのプレートは、金だった。
そして、誰かFは、名前はクラウドだった。そして、鋼だった。
しかも称号は「へたれの極み」だった。
そして、この3人と狩りに行くことになったのだった。
管理者メッセージ(隠)クラウドって、別にFFのじゃないよ。まあ、橋○って人のキャラw
あとがき・ついに燃えないゴミハンター参上!・・・分かる人しかわからないけど^^;
そして、カズキ達は雪山に居た。
カズキ「・・・マジでやばくね?」
しかも、カズキはなぜか一人、違う場所に居た。
その頃ギルド達は・・・。
ギルド「あちゃー、そういえば、カズキ君って、まだHR3だっけ?」
D,N「おお、やっちまったな!ま、いーか」
ギルド「良くないわよ。ハンターズギルドの信頼に関係するわよ」
クラウド「俺関係ねーよ。さきに行くな〜」
ギルド「はぁ、仕方ないなぁ〜。私一人で探しに行くよ」
その頃カズキは・・・。
カズキ「ここは、何処だー!?」
何処だー、何処だー、何処だー、何処だー、何処だー・・・。
山彦が響き渡った。
カズキ「ここのギアノス、なんか強いし」
ギアノスが居たので倒しておいた。
カズキ「まあいいか、虫が居るようだし、採取しておくか」
虫あみを振り回して虫を捕まえる。
そして、手で取り見てみる。
カズキ「なんだコイツ?見たことない虫だな・・・。」
それは、なんだか神々しいオーラを発するカブトムシだった。
他にも王族のような風格のカナブンなど、様々な虫を採取できた。
そして、そこら辺には珍しい鉱石のライトクリスタルなども拾えた。
カズキ「おお!すげーな。さて、そろそろ行くか」
その頃ギルドは・・・。
ギルド「もう、何処に居るのよ。うう、寒い・・・。」
当然雪山なので、その寒さは尋常ではない。
ギルド「はぁ〜、ホットドリンクもう1個飲もう」
ギルドが装備しているキリンSは、武器の鬼斬破と同じく、今ではあまり使われない、旧式のキ
リン装備なのだ。
そのスキルには、”寒さ倍加”がついているため、寒さには、とても堪える。
ギルド「何処にもいないねぇ〜・・・。山中には居ないのかな?一時下りよう」
というわけで、エリア2へ向かった。
その頃D,N達・・・。
クラウド「おい、D,N!どこに居るんだよ?いねーじゃん!しかもその装備何よォ!?ふざけ
んなよ!」
D,Nはゴールドマロウに、モスシリーズ。
D,N「はあ?黙れ!お前、貰った装備だろ!しかもよえー!」
そういうクラウドも装備は頭から、ゲリョス、グラビド、イーオス、ブランゴ、ハイメタSだった。・・・
モスと比べるとかなりましだが、G級に行くべき装備とはあまり思えない。
武器は正式採用機械鎚だった。
そして言い争っていると・・・。
視界に青白い閃光が映った。
2人はとっさに転がって回避。その横を電流の球が地を這っていった。
D,N「もうおるによ馬鹿!お前のせいだ!」
そこには白い竜・・・フルフルが居た。しかし、コイツは普通の飛竜と比べると、異形な形をして
いる。
これこそ今回の目標だった。
クラウド「はーもう駄目だ。めんどくさい。さっさと終わらせよーぜ」
しかし、このクエストは、誰もが予想しない事態に見舞われるのだった・・・。
その頃カズキは・・・。
ツタを上っていた。
カズキ「ふぅ〜、疲れた。まったく、このツタ長いって」
上り終えた時
ギルド「居た!まったく、何処にいたのよ?」
カズキ「え?いや、ここだけど」
ギルド「あ、まさか”ボーナスエリア”?そこは良い物が取れやすいのよ」
カズキ「そうなのか!だから変なものが大量に・・・。」
ギルド「さて、行きましょう」
そして、エリア7に来たとき、そこには何か居た。
それは白く、まるで馬に角が生えたような生物だった。
カズキ「何あれ?ユニコーン?」
ギルド「あれは”キリン”ね。今回のメインターゲットだね」
カズキ「へぇー、で、あの2人は?」
ギルド「そういえば居ないわね・・・。何やってるのかしら」
話しているうちにキリンがエリア移動してしまった。
とりあえず追いかけた2人。エリア6へ
その頃D,N達・・・。
クラウド「おい!クソッ!逃げたぞ!お前のせいだよ!」
D,N「は?お前だろバーカ」
そして、追いかける2人。
そして、エリア6へ・・・。
4人同時「あ!」
ギルド「何してたのよ?キリンが逃げたじゃない」
D,N「キリン?何それ?このクエスト”フルフル”だぞ?」
ギルド「・・・え?」
そして、4人の後ろにただならぬ気配・・・。
振り返るとそこにはフルフルとキリンが立っていた。
そう、このクエストは、ハンターズギルドが場所と出現モンスターなどの確認の終了後にキリン
がやってきていたのだった。
ギルドとカズキは内容を知らされていなかったので、最初に出会ったキリンがターゲットと思い
込んでいた。
そして、新タッグ、”キリン&フルフル”の電撃攻撃が始った・・・!
この二体は容赦なく電撃を放つ。しかも、雷属性同士なので、同士討ちにはならない。
ギルド「この戦い、ヤバイわね」
カズキ「みてみりゃ分かるよ^^;」
ギルド「いや、私の武器は大剣型鬼斬破・・・つまり、雷属性だから奴等にはまったく無効なの
よ」
そこへフルフルのブレスと共に、キリンが突っ込んできた。
皆、避けつつ役割分担の話しをする。
ギルド「言わなくてもわかってると思うけど、D,Nとクラウドはフルフルを任せる。私とカズキ君
はキリンを殺るわ」
D,N「まかせろ!」
クラウド「そいつにキリン任せて大丈夫か?死ぬんじゃね?」
ギルド「大丈夫。その辺は私がなんとかする」
話し合いは終了。そして戦闘開始!
と、そこへいきなりフルフルが異形な声で咆哮、いわゆるバインドボイスを放った!
ギャアォオオアアアァォォオオォァァァ!!
全員まともに聞けず、手で耳を閉じた。戦いの最中で、これの行動はもっとも隙が出るとされる
が、人間の本能でどうしてもやってしまう。
ギルド「うう、私ただのスキル”耳栓”しかついてないし」
そしてそこにキリンがのこのことやってきた。
カズキは何をする気だ?と思ったそのとき、キリンが首を振り上げ、振り下ろしたとたんに落雷
がカズキめがけて降って来た!
カズキ「うわぁっ!?」
ぎりぎりでかわしたが、危なかった。
カズキ「クッソ!この角生えた馬が!こっちだ!」
カズキとギルドがキリンをやるので、フルフルからなるべく引き離すべく挑発。
カズキ「(確かこんな感じで大げさな動きで逃げる・・・っと)」
すると、キリンはうまくこちらを狙って追いかけてきた。
カズキ「(おお、狩人新聞の”新人アドバイスコーナー”に書いてあったとおりだ!)
ほーらっ、こっちこっち!」
それに合わせてD,Nとクラウドもキリンと反対方向にフルフルを引き寄せる。
ギルド「(カズキ君意外といい判断できるわね。意外とね)」
そして、2対1づつのバトルが始った。
あとがき・富山弁混ざってて、わかりにくくすいません^^;そして、ありえない設定、ってそれは
最初からか^^;
カズキ「そうえばなんで俺とギルドさんがキリン相手なの?特に俺が^^;」
ギルド「それは、武器よ」
カズキ「武器?」
2人はキリンの攻撃をかわしながら、器用に会話している。
ギルド「そう。私達の武器はどちらかというと物理攻撃タイプ。キリンはどの属性攻撃にも強い
のよ。だから、物理的に威力の高い私達がキリンの相手なの」
カズキ「なるほど!よっしゃあ!任せろ!」
ダッと強化してもらった”スサノオ”を構えながら近づき、斬りかかったが、避けられた。
ギルド「・・・太刀はキリン戦に向いているとは言い切れないけどね」
それを聞いてカズキはガクッと肩を落とした。
カズキ「え、じゃあ大剣も重いから不利なんじゃ?」
すると、そうかなっと笑い、駆け抜けるキリンを紙一重でかわし、すぐさま追いかけた。
キリンが振り返ろうとした時、大剣型鬼斬破を角めがけて振り下ろされた。
キリンはあっさりと吹っ飛んだ。
ギルド「キリンなんて慣れれば楽勝だよ・・・♪」
そう言いつつ振り向いたその目は、恐ろしい目つきだった。
カズキはゾクゥッと寒気を感じた。
キリンは起き上がると、全身に稲妻が走り始めた。
ギルド「さあ、殺り合おうよ・・・♪」
カズキ「(・・・いろいろと、変ったな。・・・いろいろと)」
そして、カズキも今の行動を真似して、角を斬った。
そこへギルドが割り込み、角を斬りつけた。
キリンの身体が宙を舞い、真っ白な大地に落ち、熱で雪を溶ける。
倒れているうちに追い討ちをかける。
しかし、キリンもそのパターンに慣れ、回避できるようになってしまった。
キリンは厄介なギルドの方をよく狙っているように見える。
カズキ「(ってことは、おとり作戦みたいなものができるかも)」
そう思っていたらギルドと目があった。ちょうど同じことを考えていたのか、ニッと笑った。
カズキ「(それなら・・・)」
微妙な距離を保ちつつ、キリンの様子を見る。
カズキ「(・・・そこだ!!)」
キリンが角を振り上げたとき、それよりも早くカズキの刃がキリンをなぎ倒した。
そして、起き上がろうとしているキリンを、ギルドが容赦なく叩いた。
カズキ「(・・・もうおわったな)
ふぅ、疲れたぁ〜・・・。ってか寒いし」
D,N「お〜〜い!こっちも終わったぞー」
クラウド「楽勝だったな!」
カズキ「・・・そして、街に帰ったわけだ」
アリーテ「ずる〜い!いいな〜〜」
バル「・・・G級でよく生きて帰ってこれたな」
フィア「私も早くG級に行ってみたいな」
カズキ「G級にいってみて、分かったことがある」
すると、3人がちょっとだけ注目する。
カズキ「・・・やっぱり、俺じゃまだまだだってことだ」
皆、軽く頷いた。
カズキ「・・・そうえば、何のクエスト行くんだった?」
フィア「あれ?そうえば何だったかな?」
アリーテ「う〜ん、思い出せないよ〜」
バル「はて、思い出せんな・・・。」
カズキ「おい、バル!お前頑張って思い出せ」
バル「もう忘れた。お前が思い出せよ」
カズキ「いやお前が」
バル「いや、リーダーのお前が思い出すべきだ」
4人「・・・。」
カズキ「えっと・・・もう思い出せなから、解散!!また休暇をとろう!」
・・・結局、またしばらく解散になった。
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